2013年3月29日金曜日

過去短歌

前の記事で書いたおめでと会でみなさまに過去短歌を選んでいただいたのですが、
本当に感動したので個人的に備忘録として残したい。笑


寝るきみの頭を抱く恐竜の卵を運ぶような重さで(いずみかなえちゃん選)

なくなってゆくガムの味きみが誰かのものになるのやっぱりさみしい(小林ちいさん選)

強すぎるシナモンの味あの人のやさしさにいつもくしゃみこらえる(イマイさん選)

宇宙って名前のカフェでもドラクエの話とかする2人でいよう(伊藤夏人さん選)

今ここで触れるのは罪かもしれない飲み会の声が向こうに響く(田中ましろさん選)

あなたとの静電気だけ都合いい解釈をして走り出す冬(こゆりちゃん選)

くらやみにまどろみきれず触れているあなたの手首の骨がいとしい(安藤えいみちゃん選)


多分あってる!
表記は怪しい!!


今まで詠んできた歌が誰かに選ばれて、
それらがどう思われているのかを聞くことができて素直に感動しました。
最近全然詠んでいないのですが、ちょっとずつでも頑張ろうと思いました。ほんと。




おめでと会

短歌のお友達に結婚祝いをしていただきました。
イマイ姉さんが「おめでと会」と称して企画し、仲のいい方々に声をかけて下さいました。
場所は新宿の「結(yui)」というお店だったり、何とも粋な演出。
(お店はこゆりんが決めてくれたらしい。サスガ)

メンバーすごかった!
イマイさん、こゆりちゃん、安藤えいみちゃん、
田中ましろさん、小林ちいさん、いずみかなえちゃん、
そして、伊藤夏人さん。

なつとさんほんと4年ぶりくらいだった!!
うわーん。会いたかったですよう。

短歌な集まりだけあって、
「私の好きな藤野唯短歌」なる超素敵企画をやって頂いたり、
みなさまから一首ずつお祝いの短歌をいただくなど贅沢すぎる時間でした。


あとね、夏人さんがお知り合いの歌手の方を連れてきて下さって、
なんと一曲歌っていただきました。
しかもそれだけでなくてデュエットさせていただいたよ。ぜーたく!ぜーたく!


ほんとすっごい安心できるメンバーでした。
新しい出会いもいいけれど、昔ながらの付き合いってすてきだね。
ありがとうございました。
みなさんだいすきです。




2013年3月20日水曜日

手渡し

うたらば7号「鍵」に佳作として載せていただきました。

次の子に直接渡してあげようかそしたら手間も省けるでしょう

わーい!ありがとうございます。
鍵ひとつとってもこんなに言葉があるのだなあってぱらぱらめくりながら思いました。
好きな歌を2首紹介します。

あたたかいストールの下で手をつなぐテレビに映らぬ手錠のように(倉野いちさん)

その鍵じゃ開かないよって言えなくて誰かの鍵を試されている(都季さん)


朝起きた時の部屋が冷えてなかったりだとか、
厚着して歩くと暑いなっておもったりとか、春だー。
もう桜も咲いたみたいですね!