2012年10月28日日曜日

おすそわけ 第54回のおしらせ

イマイさんのブログゆびおり短歌でおすそわけ第54回が更新されています。
お題は「お気に入りの服」です。

わたしは、いままでは選ばなかったような色や柄を最近選ぶようになりました。
ぜひお読みくださいね。

2012年9月20日木曜日

おすそわけ 第53回「食器」

ひと口目


イマイさんこんにちは。
本当にちょっとずつですが涼しくなってきましたね。
暑さはなかなかなくならないのに日ばかり短くなって変な感じです。

私は誰かと花火することは割とあったんですが、
花火大会にはあまり行くことはありません(行きたいなあ、とは思ってもそれで終わってしまう)。
なので、記憶に残ってる限り浴衣を着たことがありませんでした。
こないだ家族旅行に行ったときに泊まった宿がきれいな浴衣を貸し出すサービスをしていて、
そのときやっと着られてとても嬉しかったのですがそれはまた別のお話として…。


今回のお題は食器ですね。
一人暮らしをしていた時はあまり毎日の食事にそこまでこだわりがなく、
食器も最低限あればいいというか、まあ適当でした。
本当に困らない程度の数と、
たまに雑貨屋さんで気に入ったものを買うくらいで。

結婚してみて、まだ慣れていないからかもしれませんが、
今のところ一回一回の食事がそれなりのイベントです。
仕事が忙しそうで毎晩遅く帰ってくる旦那さんが、
何を食べればテンションが上がるのか、どのお皿を使えば正解なのか、きれいに見えるのか…など、
毎日お昼をすぎると考えてばかりです。
引っ越す前はろくに素敵なお皿を持っていなかったので買いそろえるの大変だなあと思っていたのですが、
幸いなことにお祝いとしてたくさんお皿を頂きました。
大きな楕円のお皿にはパスタ、
長方形の平たいお皿にはお魚…などどこかのお店で見たような記憶を頼りに乗せていくのですが、
大した料理でなくてもお皿で変わるものだなあと感動しています。
むしろお皿に負けないようなご飯を作らないとなあ、と少しプレッシャーも感じています。

夏ごろには大学の後輩からそうめん用の食器セットを頂いて、
ちょうどそうめん週間だったためありがたく毎日使っていました。
心なしか旦那さんもおろす時うきうきしていました。
毎日使う食器はもうしばらく買わずにすみそうです。

今日はなににしよう。

毎日の試験のようだ何てことない顔しつつ待つひと口目(藤野唯)



イマイさんはどんな食器使うのだろう。
さっき洗濯物干しに行ったら思ったより涼しかった!秋がくるんだなー。
次回のお題は「お気に入りの服」です。
更新は10月15日ごろ、イマイさんのブログで。

2012年8月30日木曜日

おすそわけ 第52回のおしらせ

イマイさんのブログゆびおり短歌でおすそわけ第52回が更新されています。
お題は「花火」です。

わたしは、今年はお盆に帰省した時に夏祭りの花火を観ただけだったな。
大人な花火の楽しみ方、うらやましいです。
ぜひお読みくださいね。

2012年8月22日水曜日

もう一回

いなくなる前にいらなくなる男 最後にもう一回とか笑える

短歌研究9月号・うたう☆クラブにて。
選者は斉藤斎藤さん。
ほんとにイメージで申し訳なさすぎますが、斉藤さんらしいチョイスだなぁと思ってしまいました。
ほか4首はBOTSUです☆


今月号は短歌研究新人賞の発表号でもあります。
大賞はいち早くツイッターでも発表されていたのですが、
候補作や最終選考通過作品、佳作なども載っているので楽しみにしていました。
候補作にはうたらばの田中ましろさん、
最終選考通過作品にはイマイさん、文月さん、
そのほか佳作や予選通過作品にもお知り合いの方がたくさんいて、読んでいて楽しいです。
やっぱり顔を知っているというのは関係ないように見えて大きいのかもしれない。

大賞をはじめ、もちろんお知り合いでない方々の連作もぽつぽつ読んでいます。
ひとつひとつの歌の濃度が濃くて、情報量が多すぎて連作ひとつ読むだけでくらくらします。
ゆっくり読もう。

私はせいぜい予選通過という結果でしたが、
30首の連作をつくるということが思った以上に大変で、すごく勉強になりました。
準備不足にも程があったけれど、でも楽しかった。


何年もかけて美化した思い出が八重桜になるならそれでいい

寝るきみの頭を抱く恐竜の卵を運ぶような重さで


2012年8月9日木曜日

004:果(藤野唯)

果物でだめならば蜜どうしてもきみを惑わす手段がほしい

003:散(藤野唯)

桜散るころにあなたの知らぬ子と初めて遊びに行った 電車で

2012年7月18日水曜日

おすそわけ第51回「歴代の好きな芸能人」

ミーハー


イマイさんこんにちは。
縦書きの清書ノートの話を見て、短歌サミットのときに頂いた短歌集を思い出しました。
きれいに揃った縦書きで、丁寧に書かれていましたよね。
そういえばサミットのときはお会いするの2回目(おすそわけを始めてからは初めて)でしたね。

私はつい最近まで、詠んだ短歌はほぼ全部このブログに載せていたので、
このブログが記録帳みたいなものでした。
短歌を詠むときも、ブログの編集ページを開いてその場で考えて送信を押すっていうのが常でした。
使いたい単語やフレーズは携帯とか手帳にしています。
あとは、50音順にページ分けしてるノートがあって、
見開き左には使いたい単語やいいなって思った言葉を、
右には好きだと思った短歌を書いています。
このノートはネタ帳みたいなもので、短歌日和の日にも即詠のために持って行きました。
がさつな性格なのでどれに書いたかわからなくなる時もあるんですけど…。


さて、今回のお題ですが見たとき笑ってしまいましたよー。
しかもできれば「男性芸能人希望(笑)」とのことなので、順を追って考えてみました。

小さい頃はまず母が昼ごろに見てた刑事ドラマの影響で、
水谷豊と柴田恭兵が好きという非常に渋い子供でした。
でもどちらかというと「この人が好きだから違うドラマも観たい!」とはならず、
演じている役が好き、という感じでした。
なので水谷さんは刑事貴族の本城さん、
柴田さんははみだし刑事の兵吾くんのイメージが未だに強いです。
水谷さんの「相棒」は真逆だったので、最初に観たときから今でも違和感があります。

根がただのミーハーなので、熱狂的に好きになることはほとんどありませんでした。今も。
ドラマや映画を観て、この人素敵だなあと思うことは多いけれど、
たぶんただいい話に騙されているだけだと思います。割とすぐ冷めるし。
音楽では女性を好きになることが多いんですが、
ミスチルの桜井さんの笑ったときの目のしわは好きです。
ジャニーズでは風間くんと錦戸くんがなんとなく好きでした。
鉄腕DASHのおかげでTOKIOは全員好きです。
あ、あと面白いので唐沢寿明さんは好きです。
女性に大人気の福山さんは、実はちょっと苦手です。

最近は…と考えていて、大泉洋さんが好きだなと思いました。
これもまたベタですが、社会人になって北海道出身の先輩から水曜どうでしょうを借りて好きになりました。
その頃は仕事で疲れても、帰ってDVDを観て大笑いするのが楽しみでした。
大泉さんは役で好きになったわけではないし、
CMとかで観ると危うくちょっとときめきます。

先にも書きましたが、
この人が出るから絶対これ観たい!追いかけたい!っていうのがないのでちょっとつまらないですね・・・。
イマイさんは個人的に奥田民生さんのイメージですが、他にも好きな方はいますか?


爽やかにテレビのなかで笑う人 妻にはどんな顔するのだろう


ほんとにただミーハーさが露呈するだけの記事になってしまいました・・・。恥ずかしい。
次回のお題は「花火」です。
更新は8月15日前後、イマイさんのブログで。

2012年7月12日木曜日

入籍

入籍しました。
お仕事も辞めて、引っ越してきて約2週間。

結婚・退職するにあたり、
たくさんの人にお祝い会や送別会を開いて頂いて、それはもう嬉しかったです。
男性ばかりの職場なのに送別会で色紙が出てきたときは素直にびっくりしました(笑)。


高校時代のお友達も集まってお祝いしてくれました。
会ったの何年振りだろう。
結婚祝い何がいい?と聞かれ、お言葉に甘えお皿かお鍋と言ったら
それはそれは素敵なお皿セットを頂いてしまって恐縮しきりでした。
料理の腕はぜんぜんですが、毎日使っています。


高校のころと言えば、おそらくいちばん多感な時期で
友達を大好きになったり大嫌いになったりしてました。
(友達全員ってわけじゃないけどいろんな子に迷惑かけてたのは間違いない)
女子高だったのでもちろん女の子の話。
心のなかは今よりもずっと荒れていて、
乱暴なこともたくさんしたんですが、
今でも友達でいてくれることにとても感謝しています。
こないだ集まっていただいたうちの一人は、私が短歌を始めたきっかけの子なので
その子にはさらに感謝感謝です。


女子高を卒業した後、予備校生になり大学生になって
たくさん恋もしたけれど、
結婚したからってきれいさっぱり忘れちゃうことはないだろうな。


雨の日も上手に笑えなかった日も忘れないまま幸せになる(藤野唯)


さかい兄さんとの「手紙」での過去作。
さかいさん、元気かな。

2012年6月24日日曜日

シナモン


強すぎるシナモンの味あの人のやさしさにいつもくしゃみこらえる


短歌研究・うたう☆クラブ(7月号)にて。

短歌研究はちょっと前に読みたい特集があり、
バックナンバーを取り寄せたのをきっかけに読み始めました。
今回うたう☆クラブに思い切って投稿してみました。
加藤治郎さんにとっていただいたのは初めてだったので嬉しかったです。


歌は、最初ちょっと苦手というか嫌いな女の子のわざとらしい優しさという設定で詠もうと思ったんですけど
粉っぽくてアレルギーになっちゃうわ、みたいなイメージでいたらこんな形になりました。
最初の設定とかけ離れることはよくあるんですがそれはいいとして(笑)、
今まであんまり出来なかったような歌になったので割とお気に入りです。

うたう☆クラブは始まって10年だそうです。おどろきました。

おすそわけ 第50回のおしらせ

イマイさんのブログゆびおり短歌でおすそわけ第50回が更新されています。
お題は「小さなこだわり」です。


ついに50回ですが、あっという間だったような気もします。
短歌を書くノートのお話です。
わたしもイマイさんとだからここまで続けられました。
読んでくださってる皆さま、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


2012年6月21日木曜日

水玉きゃみそーる

大丈夫だなんて思ってほしくない笑っておしゃべりしてたからって


デート中なのにわざわざ思い出すあの子のものになったあなたを


ばかみたいに大きいピアスしていても知られたくないことくらいある


きみのこともう気楽には予約さえできなくなったと気づく放課後


取り返しつかないなんて気づきたくなかった わたし笑っていない


圧倒的すぎてあの子の笑い顔わがままなんて言う気になれない


見せることなんてないけどお気に入り水玉きゃみそーるをえらぶ夜


私には見えないところで今もなおひろがってゆくふたりのセカイ


‐‐‐


思い立ったのでフリペ1号より。
いま3号を作ってますが、相変わらずゆっくりペースです。
しかしスペースが思ったより空きそうでどうしようか迷っている。

2012年5月21日月曜日

おすそわけ 第49回「鞄のなかにいつもあるもの」

御守り


イマイさん、こんばんは。
前回は次から次に美味しそうなものがたくさん出てきて、
自分でも作ってみたくなりました

そのお家にはそのお家の定番がありますよね。
わたしもたくさん定番がつくれたらいいなあと思います。

さて、今回のお題ですが、御守りの話にしようと思います。
(ほんとうは、今年からデビューしたほぼ日手帳のことを書こうかと思っていたのですが、
御守りの話って今までなかったのでこちらにしてみます)

毎年、年が明けてしばらくすると、遅めの初詣に行きます。
特に理由はなかったんですが、
いつからか川崎大師に行くのが私たちの定番になりました。
駅を降りてしばらく歩いて、賑やかな飴屋さんやお土産屋さんの通り
を抜けて到着。
大きな門をくぐり、昨年の御守りを納めて、お清め、大本堂にお参りしたあと、おみくじや御守りを買うのがいつもの流れです。
ここでいつも「なで御守り」という御守りを買います。
これは裏面にポケットがついていて、そこに指を入れて具合の悪いところを撫でる、という御守りです。
はじめていったときに説明を受けて、こういう御守りははじめて聞いたし、見た目も可愛くて買うことにしました。
それ以来、毎年買っています。
色も2色あります。いままでクリーム色にしてたのですが、今年は紫にしました。

緊張してすこし具合が悪いときなんかは、この御守りでなでるとちょっと落ち着いたりして、
鞄に入れておくと安心します。
この御守りを持つようになって、まさに信じる者は救われるだなあ、と思いました。
正直なで御守りを買うまでは、お守りを持ち歩くこともほとんどなかったし、
まして毎年同じところに行って納めることもありませんでした。
でもなんだかすっかりこの御守りがだいすきで、
今ではこの御守りが川崎大師に行く理由になりました。
きっと来年も新しいのを買いに行くんだろうなあと思います。

平日も君のかわりにそばにいる見守られつつ買った御守り(藤野唯)


少し遅くなってしまってごめんなさい。
次回のお題は「小さなこだわり」です。
更新は来月15日前後、イマイさんのブログで。



2012年4月21日土曜日

002:隣(藤野唯)

「好きな人同士で隣になりなさい」「先生、好きです」「急にどうした」

001:今(藤野唯)

だめになる予感の渋谷 今月のいちばん痛い日あなたと歩く

ほほえみはすぐ取り出せない



乙女短歌フリペ(を目指す)「ほほえみはすぐ取り出せない」をつくっています。

身の回りの可愛いものや気になるもの+短歌。
1号と2号はA4クラフト紙にがっしょんがっしょん印刷して折りたたみました。

完全にマイペースでつくっております。
イベントなどにお出かけした時は持っていきたいなあと思っていますが、置いて頂けるお店も探していきたいです。
たくさんの女の子に読んでいただけるような可愛いフリペを目指してがんばります。

*テーマ*
1号「CHEEPな乙女にあこがれる」 ……チープな可愛い雑貨やお菓子と短歌(参加してくれた方 安藤えいみちゃん、こゆりちゃん)
2号「言えない言葉も飲みほして」 ……コーヒー・ジュースなど飲みものと短歌(参加してくれた方 安藤えいみちゃん、こゆりちゃん、ショージサキちゃん、ろくもじちゃん)

※どうにもこうにも色がうすいので、写真じゃなくて画像でしつれいします。



おすそわけ 第48回更新のお知らせ

イマイさんのブログゆびおり短歌でおすそわけ第48回が更新されています。
お題は「定番メニュー」です。

お店に食べに行くのも、手料理も書いてくださいました。
わたしも鶏すきです。
食べるものもまた、その人を表すなあと思いました。

是非お読みください。

2012年4月3日火曜日

参加します(藤野唯)

今年も参加します。
6年目です。
(題詠blogは10年目だそうです。すごい!)

きっとまた秋には慌てていると思いますが、よろしくお願いします。
良い旅になりますように!

2012年3月25日日曜日

うたらばイベント

田中ましろさんが作成するフリーペーパー「うたらば」のイベントに行ってきました。
原宿にひとりで降り立ったのは初めてだったと思うんですが、
まず人の多さに泣きそうになりながら、
こゆりんにもらったメールを頼りになんとか辿り着けました。
(こゆりんありがとう!)


ましろさんと会ってお話しするのは初めてだったんですが、
こゆりんやゆずちゃんのおかげですんなりお話できました。よかった。

フリペ2号で短歌を詠んでいただいたショージサキちゃんに出会えたり、
イマイさんと会えたり(実は3回目だったんですが全然そんな気がしなかった笑)、
会場ではお名前を知っててもお会いしたことのなかった方々にたくさん会えました。
名刺とかたくさん頂いて感激。
こういうの行くたびにわたしも名刺つくろうって思うんだよね。いつも忘れるよね。

私はと言えば、
フリペ2号と思いつきで作った短歌+消しゴムはんこのミニ冊子をちょっとだけ持っていったんですが、
無事にどれももらわれていったようです。もらってくださった方、ありがとうございました☆
写真載せたかったけど手元にも残ってないこの雑な性格だよ。
消しゴムはんこは最近はまっているのでまた冊子でも作りたいと思います。


それにしても「おすそわけ読んでます」と言ってくださった方がたくさんいて、感激しました。
おすそわけは公開交換日記と言うか、オープンなのに内輪みたいな感じなので
どう受け取られているかが不安でもあるんですけど、
そう言ってくださる方がいるというのは本当にイマイさんのお人柄や文章・短歌のおかげだと思います。
イマイさんとも、おすそわけを本みたいにまとめたりしたいね、と話しました。
めざせ100回☆


その後の飲み会にも少し参加させていただいて素敵な夜でした☆
今日初めてお会いできた方とも、仲良くなっていけたらなあと思います。

ましろさん本当におつかれさま!
たのしかったです!

2012年3月19日月曜日

おすそわけ第47回「甘い」

砂糖のかたまり


イマイさん、お手紙届きました。
普段はメールでのやり取りなので、やっぱり形のある手紙がポストに届くと嬉しいです。
わたしの短歌を書いてくれたカードも、とても嬉しかったです。
ありがとうございました。

さて、この間すこしお祝い事があり、
いつもお世話になっている仕事の先輩方にご飯に連れて行っていただきました。
3人の先輩と行ったのですが、この内2人の方とは一年以上前に職場が離れてしまい、
それでもメール等のやりとりは続いていて、
こうして何度かご飯に連れて行ってもらっています。
その度に人生や仕事の話など、
面白おかしく下らなく話しています。


この日はいつものような居酒屋ではなく新宿のイタリアンに予約が取ってあって、
予約先のメールをもらってちょっと緊張して行ったんですが、
こういうのは結局どこにいっても集まると同じような空気になりますね。
まずメニューのワインや選べる料理のソースが多すぎてわからないとか、
あの店員さんなんだか怖そうだとか、
紳士淑女のなかで完全に浮いたテーブルだったと思います。
ワインは本当に多すぎてわからなかったんですが、食前酒として飲みました。
イチゴのお酒で美味しかったです。
(イマイさんはワイン好きですか?)


どの料理も美味しくてメインまで食べ終わると、ケーキが出てきました。
これは先輩がお店に来る前に買ってきてくれて、お店の人に渡してくれたらしく、
ろうそくまで乗っかってきました。
小さいかごに植えられた可愛いお花までもらいました。本当は持って帰るの大変なくらい大きい花束にしてやろうと思ったんだけどね、なんて言われながら。
普段からよくしてくれる先輩方なのですが、
さすがにケーキやお花を買ってきてくれるとは思っていなくてびっくりして、
しかもケーキのろうそくを消すなんて久しぶりでどきどきしました。

そんなこと知らずに結構食べてしまったので、
4等分されたケーキは多くてすこし残してしまいました。
でも申し訳なくて「おめでとう」って書かれてるプレートだけは食べようと思って口に入れたんですが、
チョコじゃなくて砂糖のかたまりで。
「無理するなよ」と笑われながら、もうほんと甘くて甘くてウーロン茶でごまかしました。
でもとても嬉しかったです。祝われるって、幸せすぎてなんだか恥ずかしくてむずむずしますね。
自分にもここまでしてくれる人たちがいるのだということを、
あのつよい甘さで覚えておきたいと思います。


食べきれず残してしまった幸せの甘い匂いに包まれ帰る(藤野唯)


***


次回のお題は「定番メニュー」です。
手料理、食べに行く料理、いろいろあると思います。楽しみ。
そしてイマイさん題詠始められましたね。わたしもそろそろ始めようかなあ。
更新は4月15日前後、イマイさんのブログで。

2012年2月19日日曜日

Unknown

「イタリアに行きたいな」とか馬鹿な女子みたいに アクアパッツァを食べる(安藤えいみ)



雨のなか手をふる君の血管はみどり おちろ おちろ春雷(こゆり)



昨日、えいみちゃんとこゆりちゃんに会ってきたので、
お二人の割と最近の歌から好きなものを。

えいみちゃんはいろいろな所に旅行などで行っているイメージで、
歌の世界もお洒落で広いなあと感心してしまう。
この歌は「馬鹿な女子」と言いきってるところがかっこよくてやられました。
一首よりも連作で、と本人も言っているように、えいみちゃんのブログには絵と連作がたくさん載っています。
シリーズひとつひとつが似たり寄ったりではなくちゃんと別の世界をもたせていて、すごいなあと思う。


こゆりちゃんの歌は、昨日本人にも言ったのですが、いつもいつも色鮮やかです。
わたし自分の歌はなんかくすんだ色という感じなので、
この、読んだときに色のついた景色がばばっ!と出てくる感じにとても衝撃を受けます。
この歌はたしかツイッターで読んで、うわあこれ好きだなー!と思い、以来忘れられなくなりました。
「血管はみどり」、っていうのがこゆりちゃんだなあと。
見つけることができてよかった歌です。


お二人とは年も近く、会うと毎回わいわいいろんな話(短歌のことから恋のことまで)をしています。
お友達だし私は二人のファンだし、というこの関係が個人的にとても好き。

2012年2月18日土曜日

手のひらが溶けて流れる夢を見た 今日はたくさん水を見たから(ねむねむ)


「短歌はじめました。百万人の短歌入門」に載っていた歌。

このときのテーマは「失楽園」だった。そのせいかとても官能的な印象を受けました。
この本を読んで以来のお気に入り。

この本で何回も名前が出ていた、ねむねむさんの歌がいちばん好きだったんだけど、
今どうしてるかわからなくて残念。



2012年2月16日木曜日

おすそわけ 第46回更新のお知らせ

イマイさんのブログゆびおり短歌でおすそわけ第46回が更新されています。
お題は「友達」です。

これは、ほんとにそうだなーと思いました。
実際はほとんど会っていない人たちのほうが多いし、
会う機会もほんとに少ないんだけど、
あんまりそんな気がしない。


ぜひお読みください。

2012年1月18日水曜日

おすそわけ 第45回「今年の抱負」

きみの言葉で


イマイさん、こんにちは。
今年も年賀状のやりとりが出来て嬉しかったです。
今年もどうぞよろしくお願いします。


さてお題である「今年の抱負」ですが、今年も短歌に寄り添っていきたいので短歌よりのものをふたつ考えました。

ひとつめは、去年つくったフリーペーパー「ほほえみはすぐ取り出せない」を続けていくことです。
ずっと手作りの読み物をつくることが小さな夢だったので、拙いですが去年ひとつのものを最後まで作れたことがすごく嬉しかったです。
なので今年も二回くらいは作れたらいいなあと思っています。
実は去年から作っていた2号がついこないだ出来上がったので、3号からを目標にしたいなと思います。
(よかったらまたイマイさんにも送らせてください!)


ふたつめは、短歌でのつながりを増やしたり、大切にすることかなあと思います。
おかげさまで短歌のお付き合いがずいぶん増えました。
ブログをはじめたころは一人でしたが、そのときはこんなにお友達が出来るなんて思ってなかったです。
最近はフリーペーパーを始めたことで最近新しいお付き合いも出てきましたが、もちろん古くからのお付き合いも大切にしていきたいです。

こうしておすそわけを続けてこられたり、いろんなコラボをしていただいたり、
以前短歌日和に出していただいたことで、誰かと一緒に短歌を詠むって楽しいんだなあって思いました。
仲良しだけれども、その前にその人の短歌がとても好きだったり、
趣味でのつながりって学校や会社の知り合い・友達とはなんか違いますよね。
部活仲間とかのほうが近いのかな。

毎年の題詠マラソンなどは孤独な闘いになりがちなので(笑)、その分いろんな方と短歌で遊べたらな、と思っています。


短歌をたくさん詠める(読める)素敵な年でありますように。
今年もどうぞよろしくお願いします。


タカラモノみたいに思うきみだけの言葉でわたしに伝わるせりふ(藤野唯)



***
ばたばたしていてすっかり遅れてしまいました。すみません。

おすそわけ、ことしも変わらず続けていきたいです。よろしくお願いします。
次回のお題は「友達」です。
更新は2月15日前後、イマイさんのブログで。