2010年10月31日日曜日

048:来世(藤野唯)

来世さえ約束できない結局はその程度の好きだった 寂しい

047:蒸(藤野唯)

もう泣けない思い出を蒸し返すならオレンジジュースぶちまけてやる

046:じゃんけん(藤野唯)

解決にならないじゃんけん繰り返す 私たちは寂しいだけだから

045:群(藤野唯)

群集のひとりになりきれないだろう あなたの許しかけた目が見たい

おすそわけ第26回のおしらせ

イマイさんのブログ「ゆびおり短歌」にて、おすそわけ第26回が更新されています。
お題は「スプーン」です。

確かにスプーンってあんまり買い換えないなあと思いました。
みなさんはどんなスプーンを使っていますか?


ぜひご覧になってくださいね。


044:ペット(藤野唯)

ペットにも妻にもなれないけど今は名前を呼んで耳まで刺して

043:剥(藤野唯)

銀箔の剥がれた向こう なつかしい空気を今は見ないふりする

2010年10月25日月曜日

Unknown

おしらせじゃなくて日記になってしまいますが。。。

10月24日にNHK BSにて放送された、ニッポン全国短歌日和(5時間の長丁場!)の中継コーナーに、
縁あってちょこっとだけ出させていただきました。
なんと、こゆりんとえいみちゃんと一緒に。

  


場所は隅田川。
とても開けていて、素敵な場所でした。
橋がたくさんあって、船がひっきりなしに通っていて、
船に乗ってる人たちに結構手を振りました(笑)

外で、みんなでスケッチブックに短歌を書くなんて、今までしたことなくて、
なんだか小学校とか中学校の写生会みたいで、楽しかったです。


現場のスタッフの皆さん、山崎アナウンサー、そして大辻先生は、
本当に本当に優しくて、とても安心することができました。
なんと石川美南さんも来てくださって。

大辻さんも石川さんも、2作以上作った人の作品を、どっちを出すか選んでくださったり、
山崎アナウンサーは中継していないところでも出演者のみなさんと短歌のお話をしてくださったり。
素敵な空気だった。
放送されなかったみんなの歌も、いいものがいっぱいありました。


即詠はいちばん心配していたところで、
お題が出た直後は割と焦りましたが(笑)



私は力不足で、残念ながら選ばれることは出来ませんでしたが、
こゆりんとえいみちゃんの作品がスタジオへ!
中継をこちらで見ながら、みんなで大辻先生を応援していました。

そしてこゆりちゃん選者賞おめでとう


とてもいい経験が出来ました。
みなさま、ほんとにありがとうございました。






おまけ、記念にもらったクッキー缶。
(あとマグカップももらった)
龍馬どーもくんかわいい。



(さて・・・題詠をがんばらないと・・・)

2010年10月18日月曜日

042:学者(藤野唯)

認められない学者みたいに中庭で誰も必要としない話を

041:鉛(藤野唯)

書きかけのメールは捨てた 8階のビルから見る鉛色の東京

2010年10月14日木曜日

040:レンズ(藤野唯)

焦点の長すぎるレンズ 遠ざかるあなたにピントが合ってさよなら

039:怠(藤野唯)

引き止めることを怠ろうとしてる 本当にもう行ってしまうのに

038:空耳(藤野唯)

泣くほどに聞こえなくなる空耳をなにもできずにただ見送るだけ

2010年10月11日月曜日

037:奥(藤野唯)

奥底に届かなかった私よりもっと大事な人のねむる場所

036:正義(藤野唯)

誰だって正義のヒーローだっていい「まだ間に合う」って説得してよ

035:金(藤野唯)

どなたかが君を待ってる金曜は残業してもからっぽのまま

2010年10月8日金曜日

Unknown

ヒールで走る


イマイさん、こんばんは。
すっかり秋ですね。
私も秋は好きなのですが、ここのところたてつづけに体調をくずしてしまっています。
季節の変わり目には弱いようです。
秋は存分に感傷に浸れるところも好きですが、
身体の調子がよくないと、気持ちが負けすぎてしまうのでそれも注意ですね。


さて、今回のお題ですが、
靴って、ほんとうに相性ですよね。
自分の足に合うか合わないかも、ものすごく出てしまうし、
ほんのちょっと足もとを変えるだけなのに、全身の印象が簡単に変わってしまう。
靴を買いに行っても、なかなか決められません。

ちょっとだけ試着して、これでいいかなと思って買ってしまうと、
あとでものすごく痛い思いをすることをもう十分知りました。


最近履いているのは、白いぺったんこ靴です。
誕生日に母が贈ってくれました。
靴を選んで贈る、なんて自分では怖くて出来ませんが、
この靴はとても履き心地がよくて助かりました。
そろそろブーツも出したいなあと思っています。
イマイさんはどんな靴を履きますか?


でも、今でも絶対に履けないなあと思うのは、
やっぱり高いヒールです。
街を歩いたり、雑誌に載ったりしてる女の子たちは、あんなに軽々ハイヒールを履いているのに、
どうしても愛用できる気がしません。
アイドルなんて、ハイヒールで歌って踊ってまでいるのに・・・
大人になったら毎日普通の顔して履くのかなあなんて思ってたことがあった気がしますが、
大人になっても合わないものは合わないんだなあと思い知りました。
痛いし、あの前のめりになるような感じが、どうも苦手です。
世の女の子たちも、涼しい顔してほんとは痛いのか、
それとも痛くないヒールがちゃんと存在してるところにはしてるのか、ちょっと聞いてみたいです。


7〜8センチくらいのヒールを履いて、軽々と走ってみたいなあ。
そうしたら少しは女度も上がったりするのでしょうか。


つまさきの痛みと悲しいことだけがはっきりしている終電帰り(藤野唯)


***


普段、なかなかいろんな女性と話す機会がないのですが、
でもヒールについては聞いてみたいなあ。
えいみー、ゆずちゃんやこゆりんにも聞いてみたい☆

次回のお題は「スプーン」です。
更新は約2週間後、イマイさんのブログで。