2009年9月16日水曜日

甘くて白い幸福な砂糖

一度しか来ない夏の終わりだしあなたに嘘をつくことにする

しあわせになろう 手に入らないから好きだったということを忘れず

悲しくはないけど今日もたべている甘くて白い幸福な砂糖

さよならを言っても信じてくれないね だってどうせまた会うものね

長袖と長い夜がうれしくて片思いしててよかったと思う

おきよめのつもりで歯みがきをしている第3者とキスした翌朝に

ほんとうは仲良くしていてほしいんだ 角のドーナツ屋はきょうも素敵

あの細いうでにも温度はあるのだろう だれかに熱をうつされるのだろう

もし100回うまれかわったとしたって何回あなたとしゃべれるだろう

ぺたんこの靴なら似合うと思ってる ちっぽけなことによりかかりたい

連休がきたってわたしはわたしだしあなたはあの子を愛しているし

1秒でいいから何か思ってよ 今夜はあったかくして眠ろう

あのひとじゃなければこんなに簡単にさわれてしまうことに驚く

心臓はわたしにだってあるのだとちゃんとわかってしまった夜だ



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