2009年7月30日木曜日

065:選挙(藤野唯)

許さないものを抱えて夏がゆく 遠くで選挙カーが鳴ってる

Unknown

大宮に降り立てばまだ制服にリュックをしょった私がいそうで

063:ゆらり(藤野唯)

目で追ったあとに窓の外を見る どこかゆらりと歩く背中だ

062:坂(藤野唯)

汗かいて夏にわざわざのぼる坂わざわざ痛みを思い出すため

061:ピンク(藤野唯)

カーテンをピンクに変えた次の日はアルバム・ミックス・バージョンな気分

060:引退(藤野唯)

引退をしたらしい君の痛そうでさわやかな傷に嫉妬をしました

059:済(藤野唯)

君はもう用済みなんです 何しても許されるとでも思ってましたか

2009年7月29日水曜日

058:魔法(藤野唯)

魔法だなんて笑ってしまう それほどにきっと疲れていたんだわたし

057:縁(藤野唯) 再投稿

結べない糸だってある「これも縁なのかな」なんて笑ってすます

Unknown

ためらってあなたがアドレスくれた日の私をもう一回だけやりたい

055:式(藤野唯)

ふたりきり過ちだらけの式をする罪悪感なんてもうない


054:首(藤野唯)

その首に彼女の指紋をつけたまま抱きたいなんてさらっと言うのね

053:妊娠(藤野唯)

罪深い妊娠だけど殺してはいないのいつでも会いに来てね

2009年7月28日火曜日

Unknown

投稿しようと思っていた歌の二句目が、知っている歌のものと同じということに気づいてとどまってしまった。
頼りないな。

詠めるときは詠めるのに、最近詠めそうで詠めない。どつぼ。



でも短歌は好き。
過去ログを読んでても、短歌なお友達のブログを読んでてもそう思う。
このブログも結構書いたなあ。
実は毎号買ってるN短。
さいきん提案してもらったコラボもやってみたい。
コラボやってみたい人もいる。
さらっとしたものもちょっとおおがかりなものも。
かとちえさんの連載もいよいよ終わってしまうのでさびしい。(なんていうか短歌daysからの連載続きだったので、いつも身近にいるように感じてしまってた。)
短歌を募集している場所そこらじゅうにどんどん投稿する体力も気力もないけれど、歌人さんに短歌見てもらうってすごいことなんだなあ。
短歌を始めたきっかけは高校の友達で、高校の友達は枡野さんや佐藤真由美さんに影響されてて、すこししてから私はちゃんと短歌始めようと思って枡野さんの本を読んで、佐藤さんやかとちえさんの本も読んで集めて、初めて歌をひろってもらったのはかとちえさんだった。
やっぱり枡野ファミリーに救われている。

やりかけのこともたくさんあるけど、ちゃんと形にしたいなあ、
どうにか紙媒体・ブログとかに載せたいです。
そしてやっぱり新しいこともしていきたいなあ。


一気に書いてしまった。
仕事は配属になりました。パソコンやノートと向き合って日々勉強です。
お風呂に入ろう。
明日は新しい服を着ていこうと思います。

2009年7月26日日曜日

Unknown

縄跳びをしながらずっと考えた夕暮れ ともだちってなんだろう

2009年7月17日金曜日

Unknown

7月11日に24歳になりました。
はやいもので年女です。
実はぱふゅ〜ま〜ずのわださんと同じ日です

当日はラッキーなことに土曜日だったので、遊んできました。
遊びながら、
ちょっとくらい疲れても、やっぱり外に出たほうがいいときもあるんだなあと思いました。
研修は大詰めで、ストレスが結構たまっていて、例によって体調も崩していたんですが、その週末は安心したのか元気に過ごせました。


そしてこないだ研修がひと段落着きました。
社会人になって3ヶ月がすぎて思ったことは、
自分をある程度大切にする癖がついていないと、いざというときに本当によくないってことでした。
どうやって立て直していいのかわからない。
上手に甘えるのもなまけるのも大事なんですよね


配属がちゃんときまって、辞令をいただきました。
いつもよくしていただいてる上司のやさしさとかがいっそう伝わった日でした。
もうなんていうかじーんてした。
定年になるまで働いている自分はさすがに想像がつきませんが、
やれるところまでがんばります。



「止んだよ」と傘の下からのぞくひと静かなひかりに泣いた梅雨明け(藤野唯)

2009年7月8日水曜日

Unknown

そういえば、
7月6日はサラダ記念日でした。
だからといって別にサラダを食べたとかそういうわけじゃないんですが。
まだ短歌を始める前、
失礼ですがサラダ記念日が7月何日なのかよく覚えていなくて、
「7月○○○は」だから…3日?5日?みたいな。(リズムだけ覚えてる)
でも中学のとき好きだった人と付き合ってた子の誕生日が7月6日だったので、
それで覚えてしまいました。
(なんという覚え方)
小さい中学だったし、みんな知り合いでみんな友達みたいなもんなんですよね。
当時から波乱万丈……



そういえば、
題詠折り返しました。
早々とゴールしたいとなつさんは鑑賞をはじめ、
わたしはイマイさんの背中を追っています(実は)。
去年と違って着実です。
怒涛の追い込みは…うーん今年はあるのかないのか。
でもやっぱり100首って多いですね。
残り半分、がんばりましょう。



まっ黒いコーラでわたしだけ溶けて世界は変わらなくていいから(藤野唯)

051:言い訳(藤野唯)

言い訳をまだ続けてね白状はまだしないでね壊さないでね

050:災(藤野唯)

��月の災いになる騙すだけ騙して最後は救ってあげる

2009年7月5日日曜日

Unknown

ソムリエになった彼とはもう安い酒は飲めない場末の店で

Unknown

濃厚なガトーショコラを食べたあと私の子宮はあなたに逢いたい

047:警(藤野唯)

安全な場所から警告をしているつもりの君は明日を知らない