2008年12月28日日曜日

おめでとーございます

目の前のガラスは割れないままでいてみるみるうちに曇っていくだけ

見ない振りですか見えてないんですか 私から白い糸が出てるの

散らかっている部屋なのに何もない気がしてしまう何も探せない

この部屋を出て晴れだったら泣いてしまう そしてさよならだけが待ってる

叫び声を耳に入れたい入れたくない 褒められたくてやっているのよ

強い風がほしいほしい強い風が 私から黒を抜き去ってほしい

水たまり踏んだ波紋を見ていたら酔いそうになった 君はどこだろう

泣いていいですかと聞く人もいなくて見ていてくれる人もいなくて

その腕をつかんだらだめだ ああ だけどどこだろうどこにあるのだろう どこ

青空と憎らしい人を思い出す本当は優しく笑いたいだけ



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帰省しました。
帰省中になるべく多く詠みたいです。
少しの感情も見逃さない、拡げて拡げて歌にしよう。
ひとりで詠んでた果てしない時間のように。

2008年12月19日金曜日

Unknown

なんだかんだ今日もおうちにいました。
ぐっすり眠った。
風邪のときはポカリがありがたいです。
今日は食欲もあんまりなかったので、
明日は元気になるといいなー
美味しいご飯が食べたい。



てぶくろと素手で手を繋いでる冬 わたしのつめたさはつたわらない

今日も冬短歌。
たまにあるけど、なんか違和感。
まあてぶくろを忘れなきゃいいんだけど(笑)

2008年12月18日木曜日

Unknown

むーん。
なんだか昨日、あれー体調悪いかなーって思って、大事とって今日は家で休んでたんだけど、夜またおかしくなってきた。
また風邪かなあ。
土曜日は出かけたいし日曜はバイトだから困るんだけど。。。

昨日、父親から「元気かい?」ってメールが来ました。
いつもは今日はどこどこに行って来たよ、とか今日はこんなことしたよって感じなんですが、ストレートな一言になんていうかほんわかしてしまった。
なんだかんだ忙しくて帰ってなくてごめんなさい。
年末はまたいっしょにみんなでお酒飲もう。美味しい料理も。
帰省するの楽しみだなー。


ふかふかであったか〜い動物が出てくる自販機置いてください

冬短歌。
いくらで出てくるのかしら。

2008年12月17日水曜日

Unknown


ドライヤーに飛ばされたしずく気づかれないわたしの涙みたいで焦った

炊飯器じゃないんだからスイッチを入れたっきりでほっとかないで

冷蔵庫でもないんだからほっとけば冷めてるなんて思わないでよ

どうでもいい平和なテレビ観るのが好き どこかにきみが映ってそうで

すいこんでいるってことはどこかにははきださなきゃなんでしょう、掃除機


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なんだこれ。
まとまったらもっかい。

2008年12月14日日曜日

Unknown

昨日は安藤さんの展示会をきっかけに短歌のお仲間さんたちに会ってきました。
えいみちゃんはもちろん、ゆずちゃん、いとなつさん、たつ兄さん、わださん、イマイさん。
岡本さんにはお会いできなくて残念。
短い時間、顔を出した程度で申し訳なかったのにとても楽しかったです。
みなさん面白かったなあ。

帰り道現実に戻るのやだなあと思ったくらい(笑)

ずっとほぼひとりで短歌を詠んできたけれど、いつの間にかこんなにお友達が増えました。うれしい。
あまりゆっくり話せなかったけれど、またの機会に。
これからもよろしくお願いします。


夜の部の細かい状況報告が楽しみです(笑)

2008年12月11日木曜日

Unknown

いつかこの電車を降りる日が来ても見送ってくれたのを忘れない

木造の駅舎で飼われている猫を抱き上げた朝 雪のキラキラ



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かとちえの短歌ストーリーにて、上の歌を拾っていただきました。
なんていうかもう、みなさん知り合いばかりで。どうしよう、楽しい(笑)

かとちえさんにも「完成度がすごく高いですね。小説の素材にもなりそうです。」とおっしゃっていただいて。。。
ストーリー化は岡本さん、おめでとうございます。
ほんとはちょっと悔しかったけど…あの歌には勝てません(笑)
すごく好きな歌でした!

久しぶりに投稿しました。
はじめて歌を拾っていただいたのはかとちえさんなので、またここから始めようと思いました。
それだけに次回最終回はやっぱり寂しいですね。
なにやらいとなつ兄さんが動き出しそうですが(笑)

2008年12月7日日曜日

それは恋と呼べたのかはわからない。
実際、友達や知り合いに話すと、そういう疑問が彼らに浮かんでくるのがわかった。
だけど捨てられなかった。
ずっと、ぼろぼろになるまで。
大学には私の部屋の方が近かったので、彼はよく泊まりに来た。
夜遅くまで研究をして帰ってきて、朝は私より早く部屋を出て行った。
彼は、私のことをあまり好きではなかった。
だから、付き合っていた彼女の話や、好きだった人(今でも好きだと思う人)の話をよく聞いた。
そんな私たちがどうして形を成していたのかは不思議だけれど、
嫌われないようにいい子でいるしかできなかった。
そしてそうしているうちに、それは私にとって「普通」になった。
キスもしたし抱き合いもしたけれど、
そういうことをしていながら、そういう話をする2人になっていた。

それは恋と呼べたのかはわからない。
彼を恋人と呼べたのかはわからない。
寂しくて仕方なかった私たちは、ひとりでいられなかったから一緒にいて、
ただそれだけだったような気もする。
だけどそれを手離せなかったのは、
もう取り繕えないほどぼろぼろになるまで捨てられなかったのは、
やっぱり私が恋をしていたからだと思う。
そうでないとつじつまが合わない。

彼に別れを告げたのは結局疲れきった私のほうで、
彼からの「そうしよう」という返事を聞いたのはサークルの飲み会の日だった。
2次会のカラオケの部屋を出て私は泣いた。
そうして彼は部屋に来なくなった。
キスをすることも、抱き合うことも、
「大好きな元彼女」の話を聞くことも、もうなくなった。

この花は粉々の灰にしてしまおう あなたのそばにはもういられない