2008年4月28日月曜日

Unknown

私生活が落ち着いたわけではないんですが、
最近恋をしているせいか、また詠みたくなってしまいました。
そんなわけでマラソンの続きをまたほそぼそと始めました。
どうぞよろしくお願いします。


だんだん日焼けするほどに暑い日も出てきましたが、いかがお過ごしですか。


やっぱり、せつないときとか悲しいときのほうが言葉がたまります。

020:鳩(藤野唯)

鳩でさえ嫌いな人もいるのです 君に好かれる気がしないのです

019:豆腐(藤野唯)

すくおうとすればなおさらに崩れてどうしようもなくなる豆腐

018:集(藤野唯)

集めても集めてもこぼれ落ちていく あなたにはもうしみない気がする

2008年4月26日土曜日

017:頭(藤野唯)

君の書く数式がずっと震えてて頭に入らなかったフーリエ

016:%(藤野唯)

100%ジュースじゃないと嫌という優先順位の低い私に

015:アジア(藤野唯)

アジアとは遠く離れた街にいる 泣いてる顔を見られないため

014:泉(藤野唯)

湯気の立つ温泉街できみの浴衣の袖を引くのが夢です

2008年4月10日木曜日

深海

クラゲから見たってきっとカップルだ なのに言えない、深海にふたり


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言えないことだらけを抱えて、それでも会えば笑っている。
この言葉たちは、
形にならないこの気持ちは、いつか外に出る日が来るのかな。



かとちえの短歌ストーリーで拾っていただきました。
ちょっと最近私生活がばたばたしていて、短歌から離れてしまっているのですけど、とても嬉しかったです。
落ち着いたらまたがんばります。

マラソンも絶対完走するんだ!!